光?構図?商品写真撮影のテクニックとは?

写真撮影は本当に難しいもので、被写体の魅力を引き出すには相応の技術が必要です。そんな写真撮影技術、素人でもうまく撮影できるのか?コツはあるのか?フリマサイトでも使える商品撮影のコツについてご紹介いたします。

奥が深いカメラの世界とは?

商品撮影 大阪

写真撮影はだれでもしているもの、スマホは特にカメラのこだわりが強く、4K対応動画撮影など、高クオリティのものを撮影できるようになっています。
他の機能を持ちながらも綺麗に撮影できるカメラが搭載されたスマホ、しかしそれでも、なかなか綺麗な写真を撮影できないものです。
宣材用写真を見ると、そのスマホで撮影したものと思えないようなものが出てきますが、結局自分で撮影できてもあまり今までのカメラと変わらないような……そんな心当りが或る人もいるものです。

では一体なんで上手く写真が撮影出来ないのか?それはやはりカメラの使いかたによるものとなっています。
カメラはそのままでも撮影だけはできますが、他にも調整機能などを利用してより美しく撮影できるものとなっています。
いま調整機能も自動調整でできますので、その分綺麗な写真は撮りやすくなっていますが、それもやはりプロの技術には叶わないもの、偶然撮影した写真の方が綺麗だった、ということもよくあるものです。
カメラは様々な調整を繰り返し、そして他にもさまざまな技術があって漸く完璧につかえるものとなっています。
風景などを撮影するのは勿論ですが、いまフリマサイトなどを利用して商品売買をしているところが多いです。
またネットショップを始めている店舗も増えはじめ、コロナの前はそこまでネットでのビジネスに力を入れていなかった企業もネットショップはもちろん、SNSを利用して商品を拡散したり、それを売り上げに繋げているところも多いです。
そんなネットビジネスの場でも大事な撮影、特に商品撮影は大事となっており、素敵な商品写真を用意することで購入者側の関心を引き、購買意欲を高めている傾向があります。
魅力的な商品写真はネットビジネスをする上で非常に重要、うまく撮影できていない写真を使うよりも商品の魅力をしっかり出している写真を使う方が売り上げも上昇傾向にあります。
その商品が自信のあるものなら尚更、綺麗に撮影して画像を使いたいところです。
しかし写真撮影は難しいもの、要素がいくつも必要でその要素が組み合わさって漸く納得のいく写真ができあがります。
その要素についてご紹介いたします。

光をコントロールして魅力的な写真を撮影

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写真を撮影する時に必要なものは何か?いいカメラ?センス?これらも勿論大事ですが、光の調節をマスターするといい写真が撮れやすいものとなっています。
写真を撮影する時、光や影を活かす場合もありますが、商品写真の撮影をする時はできるだけ光と影のメリハリはつけず、商品をはっきり撮影するのがポイント、そのためにも商品の置き方や光を当てる部分の工夫が必要です。
特にビニールパッケージのものは光を反射しやすいもの、テカリが出ないようにするためには工夫が必要です。
こうしたパッケージの反射を抑える方法は商品のラウンドしている位置に光をあてないこと、これで反射を或る程度抑えられます。
またこのラウンドしていない部分を作るように商品をなるべく平らにする必要もあります。
あとは商品とカメラの位置を動かして光の方向を変えて微調整、適切な位置で撮影を開始します。
この時手だとブレてしまうので、三脚を利用するのがおすすめとなっています。
そしていまリングライトなどがありますので、そうした照明を利用するのがいいのか?これらも勿論有効ですが、光によって色合いは変わってしまいます。
また強いストロボを当ててしまうと色の変化がおこりやすいのでおすすめできないです。
ではどんな光がおすすめなのか?それはずばり太陽光です。
太陽光に近いシーリングライト、スポットライトを持っていればそれを利用するのもおすすめ、太陽がない時間帯でも撮影できますので、持っておいて損はないです。
太陽の自然な色合いの光を使う、一番撮影に向いている光となっていますので、光を当てる際に一番おすすめとなっています。
光の色を混ぜない、商品撮影の基本ともいえることです。
また他に撮影機材としてレフ版、ディフューザーという機材があります。
これらは光をコントロールできるもの、影を柔らかくするためにも使われています。
これを当てる位置によって影が和らぎ、全体的に商品の輪郭だけがはっきりするようになりますので、できれば使っておきたいところです。
他にも補助光を使ったり、さまざまな方法で光は調整できます。

背景は白が一番おすすめです。

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勿論商品のコンセプトにもよりますが、基本的に商品写真は白い背景で撮影するのがおすすめとなっています。
白は一番光を反射するもの、レフ版なども白となっており、光を調節しやすい色となっています。
また白い背景の場合商品がより引き立ちますので、何を売りたいか、何をおすすめしたいかがより表現しやすく、また個人で揃える場合でも安価で済むのが魅力となっています。
そしてこの白い背景は素材によってさまざまな演出になり、紙、木材、布、アクリル板などその商品によって変更することで、シチュエーションを変えることができます。
紙は百均でも手に入りますし、木材は本物を使わなくてもインテリアシートで代用可能、布の場合はそのまま敷くだけではなく、ドレープを入れることで高級感を演出できるものとなっています。
アクリル板は清涼感、清潔感もでますので、ガラスの食器などを置くとより引き立つものとなっています。

気を付けておきたいのが背景のセッティング、折り目や継ぎ目は基本的にNGです。
ではどうやってセッティングしたらいいのか?この方法は非常に簡単で、窓の付近の太陽光が入る場所、そこで半逆光の場所を選んでセット開始です。
壁から坂を作って、そして地面に降りるように紙や布などをセット、これで折り目なども気にせずに綺麗な背景をセット可能です。
ゆるやかに持ち上げることで折り目も付かず、撮影の時に余計なものが入りにくくなるのがいいところです。
この状態で撮影することで背景は完璧!やや大きめのものは必要になりますが、いずれも安価なので個人でも利用できる方法です。

プロへの依頼でよりクオリティを高くする

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個人での利用だと工夫次第で撮影環境を作れますし、また撮影もできますがそれでは少々足りない、あるいは写真を撮る量が多い!そんなときもあります。
特に本格的なネットショップを立ち上げるときはその問題に当たりがち、そんなときはプロに頼むのもおすすめです。
スタジオでは商品撮影の依頼も受け付けているところがあり、スタジオ持ち込みは勿論出張撮影も受け付けていますので、好きな方を選択できます。
カメラマンもプロの方なので、頭を悩ませる光の調節やカメラの機能調節も全部お任せ、経験と実績から商品の魅力を最大限に引き出した写真を撮影してもらえます。
ちょっとした商品の場合は自分で撮影も可能ですが、そうもいかない場合はつきもの、そんな時はこうしたプロの撮影技術を借りて撮影をおすすめいたします。
撮影のために用意されたスタジオで本当のプロの機材を使っての撮影から、安価なデジカメでの撮影まで受け付けていますので、選べるところも嬉しいポイントです。