将棋ブーム再到来!!将棋駒販売なら井上一郎製作所へ!!

将棋に欠かせない将棋駒には色々な種類がありますが、中でも将棋駒の最高峰と言われているのが御蔵島黄楊です。井上一郎製作所は、将棋愛好家にはたまらない御蔵島黄楊の将棋駒を販売しているショップです。ここでは、御蔵島黄楊の将棋駒の魅力や、将棋駒の人気書体についてお届けします。

将棋とは?

将棋の起源について

将棋の起源は、古代インドのチャトランガと言うボードゲームが元となっています。そのゲーム文化が中国を経て日本にも伝わり、日本独自の今の将棋へと発展していったと言われています。ボードゲームはチェス等世界中にありますが、ルールとして相手の駒を取ってその駒を自分の駒として使えるルールは、日本の将棋独自のルールです。

日本では、奈良県の興福寺の旧境内から将棋駒が、平安時代の1058年(天喜6年)と記載されている木簡が遺物として見つかっています。初めの頃の将棋は、縦横9マス・駒数40枚だけでは無く、マスや駒数がもっと多いタイプの将棋もありました。将棋文化の初期の頃は、公家や僧侶がたしなむ遊びでしたが、江戸時代に入ると自分の腕前を競い合う勝負事として遊びが変化していきます。次第に、将棋は幕府公認のプロとして著名な将棋指しの家元には俸禄が支給され、やがて将棋の名人として称号を名乗るまでに文化は発展していきます。

この将棋名人の称号が現在の形になっていくのは、日本が昭和時代になってからで、1935年に将棋名人を決める名人戦が始まりです。そして1937年に日本で初めて将棋名人が誕生ます。こうして将棋文化は、プロの対局として日本に浸透しています。

将棋の基本ルール

将棋の基本は、8種類の駒を9×9マスの盤上で操り、2人で対戦するボードゲームです。日本独自の発展を遂げた日本将棋は、本将棋とも呼ばれています。将棋を行う事を「将棋を指す」と言い、将棋を指す事を「対局」、将棋を一回指す事を「一局」と言います。2人が盤上で交互に駒」動かしながら、相手の玉将駒を先に捕獲した方が勝ちとなります。

将棋はルールを覚えると簡単なので、年齢問わず幅広い世代で人気があります。なので、世代を超えたコミュニケーションツールとしても活躍しています。最近では、若手人気棋士の登場で再び将棋人気が急上昇しており、将棋をやり始める人も増えています。

将棋駒の主な材質とは?

将棋駒の材質には、大きく分けてプラスチック製将棋駒と木製将棋駒の2タイプに分類する事ができます。木製将棋駒は、朴や椿と言った比較的材質がリーズナブルな普及将棋駒と、高級素材のシャム黄楊将棋駒、本黄楊将棋駒があります。普及将棋駒は、朴や椿等が使用されているので比較的軽量な将棋駒になっており、安価で手軽さが特徴になります。一方、シャム黄楊将棋駒は、シャムの黄楊材が使用されており、指し味を楽しめて比較的リーズナブル価格として人気です。本黄楊将棋駒は、日本産の黄楊材で高級将棋駒になります。シャム黄楊と比較すると樹脂分が多く、長く愛用する事で駒が深みのある色合いに経年変化します。主に、本黄楊将棋駒は薩摩産本黄楊と御蔵島産本黄楊があり、御蔵島産本黄楊材の将棋駒は特に樹脂分が多く木目も引き締まっており高級感のある駒が特徴です。

将棋駒の彫りの種類とは?

書き駒

書き駒は、木地に直接漆で駒字を描いた最古形態の駒です。見た目は盛り上げ駒に似ています。

彫り駒

彫り駒は、木地に印刀で駒字を彫って、切削面に漆を塗って仕上げた駒です。コンピュータ機械で彫ったリーズナブルな駒から、駒師によって上げられた高級品まで、価格帯に広がりがあります。

彫り埋め駒

彫り埋め駒は、彫り駒の状態から砥の粉(とのこ)と漆を調合したもので切削面を埋めて、表面を磨いて平面に仕上げた駒です。木地に毛筆で駒字が書かれてあるように見え、高級品で、駒師によって手掛けられているものが通常です。

盛り上げ駒

盛り上げ駒は、彫り埋め駒の状態から漆を木地よりも高く盛り上げた駒です。最高級品で駒師によって作られています。プロの対局では盛り上げ駒が使用されています。

将棋駒の最高峰「黄楊(つげ)」とは?

黄楊とは

黄楊は、本州、四国、九州等の気候が暖かい地域に分布している植物です。昔から、御蔵島や伊豆七島は黄楊の産地として有名です。樹高がおよそ1m~3m程度の小さな木になりますが、強度が高く非常に硬い木が特徴です。漢字で黄楊と書く事もあって、その名前が表す通り、木の表面が黄色い特徴的な木材になっています。木表面がとてもきめ細かいので、特に塗装等を施さなくても触りが良い素材です。また、手で使い込んでいく程に素材に艶と味が出るので、頻繁に使う事で新品の駒には無い重厚さと風格が際立ちます。

黄楊の用途

本来、黄楊は木が大きくならず木材が緻密になっており、黄楊で作られた物の面には光沢があるのが特徴です。なので、よく工芸品の材料として使用される事が多い事で知られています。様々な形状をした櫛の伝統的材料としても活用されています。また、浮世絵の版木、特に精密細工で顔や手等に使用されています。他にも、将棋駒、算盤玉、彫刻、細工物、美術品、寄木、木像眼、定規等、色々な物の材料に使用されています。

例えば、黄楊櫛には折れにくい固さ、しなやかさ、適度な油分、静電抑制効果、空気中の汚れを寄せ付けない等、色々な機能性の良さが挙げられます。また、黄楊の持つ硬さとしなやのバランスがとても理想的で、経年変化による次第に色身や艶が良くなる特徴から、夫婦の絆や夫婦円満を表すものとして、縁起の良い素材として木工細工やお守り等にも活用されています。

本黄楊とは

本黄楊は、日本で採取された黄楊の事で、東京都沖合の御蔵島で採れる黄楊の事を島黄楊、九州鹿児島産黄楊を薩摩黄楊と言い、国産黄楊では最上とされています。本黄楊以外になると、東南アジア原産のシャム黄楊、雲南黄楊、楓材やアオカ、樺等が駒生地として流通されています。

黄楊の木目について

黄楊の木目には、虎斑(とらふ)、孔雀斑(くじゃくふ)、杢(もく)と言うように、珍しくて希少価値の高い木目もある為、複数の黄楊の木から木目を揃えているので、非常に珍重されます。また、木目の流れ方を目と言いますが、赤柾(あかまさ)・糸征(いとまさ)等の珍しいものもあります。黄楊駒は経年変化によって色身が段々と濃い飴色に変色していくので、真新しい生地材よりも中古駒も状態が良ければ高値で取引されます。

棋士に人気の高い駒「菱湖書」とは?

菱湖書の源流

菱湖書の源流は、江戸時代後期に活躍した書家の巻菱湖がきっかけです。菱湖は越後国巻で誕生しており、市河米庵や貫名菘翁と共に幕末三筆の1つとして数えられています。平明で端麗な書風が多くの人から人気を博し、門下生は1万人を越えていたと言われています。将棋駒の書体を菱湖自身で確立したと言う訳では無く、右腕として頼んだ高濱作蔵という棋士の存在が関わっています。作蔵には棋士だった弟がいるのですが、弟自身が菱湖の手本から駒字を作り、近代将棋駒の祖と言われていた駒師の豊島龍山が駒を作った事が菱湖書の始まりです。

菱湖書とは

将棋対局には欠かす事のできない道具と言えば盤と駒ですよね。公式戦では例外もありますが、最上級のものが使用されています。特に将棋駒と言うのは個性豊かで好みが分かれるので、熱心な蒐将棋駒のコレクターも多いのが特徴です。このように、将棋駒の顔とも言えるのが将棋駒の書体になります。菱湖書は、細身で流麗な字形が特徴です。対局者と言うのは、持ち時間によっては長時間ずっと駒を見つめ続ける事になります。菱湖書は見た目にスッキリで綺麗なので、目の負担にもならない所も人気理由の1つです。個々の駒に目を向けてみると分かるのですが、王将と玉将を見比べてみると違いが点の有無だけで無く、殆どの書体に無い珍しいさが特徴となっています